富山県朝日町を朝日と共に出発。
糸魚川、上越を抜けて新潟市まで行くのが今日の目標です。
日曜早朝とあって車も少ないようです。

すぐに糸魚川市に入る。
2つ目の県、新潟県に突入です。

北アルプスの端とあって海まで山が迫っている。
どの程度登るのだろのか?
隧道が続くようだが車の少ないうちに通過しておこう。

緩い登り坂ではあるが、旅仕様にサイドバックが重く、重心が高いのでダンシングが取りずらい。
ワンテンポ遅れて車体振るタイミングがよさそうだ。
概ね片側が開けているので、それほど恐怖感は無い。

天険トンネルからは脇の旧道?に逸れることができそう。

険しい場所だが道はまずまず。

途中の東屋なのか展望台なのか、石碑や像のある場所に到着。
しかし野宿している徒歩旅行者らしき人が陣取っていたので、
起しちゃ悪いと静かに通過する。
この先のベンチにも似たような人が。快適な就寝スポットなのか?

振り返って親不知側の海岸線。

この先の子不知側の海岸線。
こりゃ確かに昔は交通の難所だったのも頷けます。

トンネルは未だ続きます。
今度は側道は通行できない模様。

歩道に入ってみても、すぐに道が無くなるなんて。あんまりだ!
苦労して柵を乗り越え車道に戻る。

平地まで降りると糸魚川の市街地。
自転車初めた頃に安曇野~糸魚川~上越~妙高と走った時の記憶がよみがえる。
確かここも快適な自転車道があったんだよな。

市街地に入っても日曜とあってか、まだまだ交通量は少な目。

それでも久比岐自転車道とおぼしき海岸べりに逸れる。
コンクリートの継ぎ目による振動がうっとおしいが、海近くを走るのは気分が良い。

海べりの道が終わると、R8横断へと道が誘導する。

今度はR8の一段高い自転車道へと導かれ、この景色が続く。

時折400~500m程のトンネルが現れる。
自転車、歩行者専用というのが、なんとも贅沢。

中は意外に明るく、ヒンヤリと涼しい。
快適快適。

このトンネルからも旧北陸本戦の名残が感じられます。
おかげで急な坂道も無く、車にも煩わされることもない。
トンネル出口では(写真には写っていませんが)内部の冷気と外部の湿気により霧が1mほどの高さで
フワフワ漂っている。内部が如何に涼しいか?ってことなのか
それとも外が湿気タンマリの暑さだからか?
ホント出るのが嫌んなる。

山と海に挟まれた自転車道は上越市まで続きます。

道の駅近くのトンネルを出たところにある、”トットコ岩”
上越(直江津)まではもうじき。
確か最後に嫌な登りがあったんだよな~と思っていると、そちらは通行止め。
海水浴場横の平坦道で市街地まで出ることができました。

前回に続いて今回も春日山城址に行くのはパス。
興味はあるんですがね~。山道の気配漂い、今の重量級自転車には辛そう。
R8沿いの丸亀うどんで冷うどん補給した後は、しばらくはつまらない市街地走行。
ようやく街を抜けたと思うと山の気配。
米山駅近くで長い登り坂が現れたので、なんとなく海沿いに逸れたが、
残念ながら海水浴場でどん詰まり。そこからは急坂が容赦なく伸びていた。
そう簡単にはいかんわな!
細い坂道を登り切った先には撮り鐵さんらがなにやらカメラ構えている。
振り返るとなかなかの景色。
以前何かのテレビで観た景色だなと記憶がよみがえる。

坂を登りきると、広い場所に出たが、そこから先には道が無い。
道路が途中で終わっているのか、展望台なのか不思議な空間。
この先の景色が良いことは分かったんだが、折角登った坂降りろってこと?
幸いにも直ぐにR8に通じる分岐があった。

R8に復帰してすぐの米山トンネルを抜けると、橋から望むことが出来る景色に思わず停車。
こじんまりした集落に海と山、鉄道の構図がなかなか美しい。

さらに進むと、
酒屋のガラスに”美味しいラムネあります”という文字が目に飛び込む。
思わずラムネ補給に立ち寄る。
ホントは地ビール行きたいところだが。2階のテラス兼ギャラリーからも日本海の美しい景色。
青海川駅のホームにいる輪行パッキング中の人に気が付き、
高みの見物としばらく眺めながら涼をとる。

女主人と雑談し、木陰で休んだらという台詞甘え、店先の木陰でしばらく横になる、
遥か下の海岸から吹き抜ける風が心地良く、30分近く地べたでゴロゴロしちゃいました。

柏崎から先は海沿いのR352にいくか、越後線沿いで燕市に向かうR116にするか、
内陸の長岡に向かうR8にするかの選択を迫られる。
何となく坂の少なく距離が短そうな気配のR116を選択。
いざとなれば輪行で逃げられるというのが一番のポイントですが、
電車本数少なそうで保険にもならん気がしてきた。

この選択が良かったのか悪かったのか、坂は確かに少ないようだが、
田んぼか山の中で店どころか自販機すら少なく、景色の変化に乏しい。
とにかく暑いしつまらなかった区間としか印象に無い。
山を抜けたところで、ようやく多少人の往来と賑わい?の気配がしてきた。

燕市に入ったところで信濃川を早くも渡る。
あれ?新潟市内を流れてるんじゃなかったっけ?
地図を見てみると、すぐ上流の堰から分水されて新潟市街地まで流れているようだ。
知らんかった。

暑さにやられてヘロヘロになりながら、なんとか新潟市中心部に到着。
新潟駅から万代橋を渡り、目をつけていたゲストハウス‘’人参‘’に到着。
WEBサイトから空きがあるのが分かっていたので、予約なしに飛び込む。
商店街の一画を古民家風に改築したばかりで新しい上に、3300円と安い。
併設のBarで飲みながら、新潟の夜は更けていきます。
この日の走行コースは
こんなんでした。
ここまでの感想としては、新潟県広すぎ!
しかも変化少なくてつまらん。、(新潟県民の方すみません)
海沿いは概ね平坦基調というのは助かりましたがね。
それと何よりも、まあとにかく暑かった。距離もさることながら暑さにやられました。
しょっちゅう木陰で休憩し、水をジャバジャバ浴びて暑さをしのいできましたが、暑いものは暑い。
明日も暑そうだ。北へ向かうと少しは涼しくなるんだろうか?
走行距離:263km。
獲得標高:947m。
- 2016/07/31(日) 20:16:26|
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