日々是好輪走

いつも気持ちの良いサイクリングが出来て良かったね。

3月14日 花蓮~宣蘭 8日目

花蓮の宿”馨憶精緻民宿”ではオーナーは別宅に泊まっていることから早朝は無人とのことで、
キーはロビーに置いて裏口から出るようにとのことで、真っ暗なロビーから出て勝手に出発。
宿からほど近い早餐屋を発見。
朝食店

店に入り、ちまきと蒸しパン、ドーナッツで朝食。
紅茶は2階から降りた太いパイプの蛇口を捻って熱々のミルクティをカップに注いで渡してくれた。
朝食

昨日通った海岸線を走る東昌自転車道をそのまま北上すると、すぐに街を抜けて別の雨澤自転車道に接続。
時折すれ違うジョガーや犬の散歩をする人がいるだけで、人が少ない海岸沿いの草原を走る。
自転車道

今日も天気は申し分ない。あの雨天続きの天気予報は何だったのかと思わせる。
海への視界が開けて砂浜はずいぶん下にある。
ここまで丘の上を走っていたのに気が付く。
海岸線

サイクリングロードなのに階段があるのはご愛嬌。
幾つかの階段を下りて砂浜に通じる海岸沿いの道へと続く。
階段

海岸沿いを走ると、公園のような広場に出た。
大型バスが何台も駐車しており、朝から観光客が大勢砂浜に出ていた。
砂浜

七星潭という海岸らしい。観光客に混ざって記念撮影。
七星潭記念撮影

今朝から走行中にペダルを強く踏み込むと、チェーンがギリギリと音が鳴るのに気が付く。
オイルは持ってきていなかったので自転車屋が無いかと思ったが、
既に街の中心街は出ていたし、戻っても朝なので未だやっていなさそう。
すると正面にレンタル自転車屋があったので、中のおじさんに図々しくも
”オイル挿してくれないか?”
とお願いすると、快くスプレー缶のオイルを注油してくれた。
レンタル自転車

さらに続く砂浜沿いの道。風も無く穏やかな朝です。
七星潭の砂浜

自転車道が終り、省道9号線に並行して走る海岸路を走る。
太魯閣への道

途中の海巡署(コースタルガード)の案内看板。
ここでも自転車などへのサポートをしてくれるのが分かります。
海巡署案内

新城の街の陸橋からは、清水断崖が見渡せます。
どう通るかは後で考えるとして、太魯閣へと目指します。
清水断崖

省道9号線から台中市への山越えルートの省道台8線。
側道にはまた自転車道が並行して設けられています。
台8線自転車道

立霧渓の川に沿って太魯閣入口へと進む。ここでも大勢の観光客が歩道にあふれ、土産物屋などで休憩中。
ここから太魯閣が始まるのを示す石碑が見えます。
太魯閣入口石碑

バスが進んで行ったのについて行き、錦文橋を渡って左岸沿いに進むが、意外にアップダウンがキツイ。
やや狭い右岸沿いの道が下の方に並行して通っていて、そちらのほうが楽だったかも。
左岸へ

急峻な崖の下を、川に沿って道が延びます。
緩やかな登り坂が続く

緩やかな登り坂が続く。見どころは上流の天祥までで、標高480m/距離22kmというから、
平均勾配は2%程度と大したこと無いが、時折きつい登りも現れる。
緩やかな登りが続く2

坂の途中で、警察官や公園管理スタッフのような人たちが、ヘルメットを無償で貸し出しているところがあった。
ノーヘルのバイクは当然だが、バスから降りて散策する人にもヘルメットの着用が義務付けられている。
自分は当然ヘルメット着用しておるので、そのままスルー。
フーフー言いながら坂を登っていると、皆さん拍手や声援してくれた。
ヘルメット貸出所

整備された道路以外にも、錐麓古道という道があるらしい。
ただトレッキングするにしても命がけの道だな。
錐麓古道

燕子口という所からは右側車線だけが一方通行で、道が分かれて並行に通っている。
本線のほうは長いトンネルの中で、バイパスとなっているようだ。
途中から一方通行の道へ燕子口
こちらもトンネルに入ると、素掘りの岩の中。
燕子口というだけあって、内外を燕が飛び交う。
トンネル

しばらく進むと、九曲洞が見えてくる。切り立った崖の両岸が急に狭まった所の下のほうに道が通っている。
九曲洞

この高さの崖で、狭い所は幅10mも無いのではなかろうか。
見上げても対象となるものが無く、距離感がおかしくなる気がする。
九曲洞-1

狭い渓谷の中を、無理やり岩をくり貫いたような道が続く。
九曲洞-2

このへんまで来ると、メインスポットから離れているのか、歩いている人は少なくなります。
車も来ないので、ほとんど独り占め。
橋を渡ったところで、省道台8線に合流して今度は左岸を走る。
九曲洞-3

時折こんな所、バスが走れるのか?と思うような道が続きます。
天祥へ

渓谷の中、天祥への道が続きます。
太魯閣1

慈母橋が架かったところの岩の上に祠が祀ってあり、車が何台か停まっている。
写真を撮っていると、ガイドに説明を受けている日本人の年配者のグループが通る。
挨拶をして、自転車で来ていることを話すと、
”へー”と感心半分、奇異な目が半分の返事が返ってきた気がした。
それでも”頑張って!”と励まされ、”良い旅を!”と挨拶し合って別れた。
慈母橋

更に登って行くと、天祥らしきところの廟らしき建物が見えてきた。
天祥へ2

ようやく到着。廟のある対岸ではお土産屋、休憩所や食堂が並びます。
天祥

食事をしてから外を見るとここでもサイクリストに遭遇。
なんでもこれから山越えして台中に行くそうだ。
省道台8線は中部東西横貫公路と呼ばれ、台湾中央部の山岳地帯を東西に貫く道。
環島ガイドによると標高3200mの峠を越えるんだって。w
欧米人のど変態っぷりはスケールが違うな。
天祥で会ったサイクリスト
その彼の自転車。なかなか重装備で重そう。
天祥で会ったサイクリストの自転車

変態でない一般人の自分は天祥で折り返し、河口まで戻ります。
帰りは楽チンですね。
戻る1
深い渓谷がどんどん視野後方へと過ぎていきます。
戻る2
時折道は狭く、重い装備では急に停まれないので危ないのですが、交通量もそれほど無いので
どんどん下っていけます。
帰りは早い

気が付けば太魯閣の見どころはずいぶん後方。
振りかえって
省道9号線に戻り、太魯閣大橋を渡る。鉄道河川橋の向こうはすぐ河立霧渓の河口です。
立霧渓 太魯閣大橋 河口方面
直進すれば正面は清水断崖へと向かうが既に結構疲れていて、今日は太魯閣の景色に十分満足した気分。

清水断崖で聞いた情報では、
・路肩の幅が狭い。
・大型車がすれ違うのにギリギリの所が多いので、路肩寄りで結構走ってくる。
・トンネルも狭くて暗く、カーブもあるので見通しが悪い。
・崖下は断崖絶壁。落ちたら死ぬ!
というとてもリスキーな所。
それでもせめて景色だけでも楽しみたいとバス停を探すが見つからない。
直進すれば清水断崖へ

そうこうしていると鉄道駅の崇徳火車站まで来てしまった。
近くを歩いているカップルにバス停の場所を聞くと、ずいぶん後ろで既に通り過ぎたよう。
まあ戻って探すのも面倒だし、鉄道でパスするかと列車輪行の準備をする。
崇徳站

清水断崖についての観光案内では
『台湾の東側は2000m級の高い山から太平洋に急に沈みこむ断崖が続いています。
蘇花公路は、ザイルで絶壁を下り、発破をしかけてこの断崖の斜面を削って作られました。
花蓮市から約37km、台北方面からは和平トンネルを過ぎたところから21kmにわたって、
いくつもカーブした道路が半分空中につきだしたようになり、90度の切り立った崖と道路下の
絶壁が重なり合っています。そのほとんど全てが片麻岩と大理石でトルコブルーの海に落ち込んでいる
絶壁は地上の高度と同じ深さで海面下からでているといわれています。
中でも台湾八景の一つにあげられている清水断崖は最高地点が海から800mあり、
蘇花公路で最も美しい場所です。 』
とあり800mの断崖山頂から数十mの距離でそのまま深海の海溝まで落ち込む地形らしい。
(数字詳細忘れました。)

鉄道は終始トンネルの中を進む為、清水断崖の景色が見れないので、
せめてものと、Google Mapから拾った写真を幾つか紹介しときます。
清水断崖拾い物1
清水断崖拾い物2
清水断崖拾い物3

次のローカル線が来るのは約1時間後とあって、のんびり輪行準備を勧めます。
ただ改札が開いておらず、聞いてみると直前に開くとのことで、待っていると
あと10分切っても開く気配が無い。自転車を担いで階段登り降りするのも大変な身なので、
辛抱できずに”開けてくれ”と呼びかけると、”あ!”というような感じで改札してくれました。
もしかして忘れていた?
輪行準備完了

ホームに出ると、対向側に通過列車が通る。自強号太魯閣列車らしい。
自強号 太魯閣列車

せっかくパッキングしたのだからと(何が折角だかわからんが、自分に言い訳しながら)、
降りる駅はこの先の大きな街”宣蘭(いーらん)”まで行ってしまうことにした。
その先にある礁溪温泉かどちらにしようか迷ったが、街のほうが面白そう。

宣蘭駅のホーム階段は自転車用の階段レールがありました。
宣蘭駅階段

宜蘭火車站でパッキングをほどき、宿を探すために街をウロウロ。
宜蘭火車站

その1つ可青大飯店で外観を見ながら値踏みしていると、背後からホテルスタッフの人に声掛けられて
捕まってしまった。値段は1300元。
部屋は建屋中央の窓も無く狭いところだったので、ディスカウントを要求したが
土曜日でこれでも安いとかなんとかと押し切られ、他を探しに行くのが面倒だったので、
まあいいかと料金を払う。
可青大飯店

溜まった洗濯物をコインランドリーで洗おうと、洗濯物をサイドバックに詰め込んで歩くが
なかなか見当たらない。
道行くおじさんに”自助洗機”と紙に書いて聞くと、
”ユー ワント ワッシャ ザ クロース?”と通じたよう。教えてもらった場所に行くと、
普通のクリーニング店でコインランドリーでは無さそう。
真面目そうな店の主人と目が合ったので、今日中もしくは明日朝早朝までに出来るか聞いてみると、
”ノーアイロン トゥデイ8”と20時に取りに来いとのこと。
袋に入った衣料を見ながらざっと見積もった料金は400元(1600円)。
普段クリーニングもコインランドリーも使わないので、高いかどうか分からなかったですが、
お願いすることにしてサイドバックごと渡した。

すると少し歩いた先にコインランドリーを発見。
探すのを止めた時、見つかるのは良くある話で・・・。
値段を確認すると、洗濯機の大きさに併せて60~120元。
乾燥機は30分60元。とたぶん半額程度。
無駄な洗濯待ち時間を節約したと思えば結果的に良かったのかも。

街の中心は昔は丸い城郭の名残だったであろう、600m程の丸い環状道路が通っており、
その南側に統治時代の旧日本家屋が建っている。
1つは宜蘭文学館として、
宜蘭文学館
もう1つは宜蘭設治紀念館として公開されている。
有料だったので外から見るだけでしたが。
宜蘭設治紀念館

宜蘭の夜市は東門夜市としてホテルに程近い陸橋高架下で店が連なっている。
ここで牡蠣入りお好み焼きや火鍋、ドーナッツなど食べながらウロウロして楽しむ。
宜蘭東門夜市

近くにGiantの看板があったので入ってみると、冷やかしである旨を伝えてあるが、
世間話を色々と話しかけてくれる。
台湾と日本の価格差を知りたく、自分の買ったホイールや欲しいホイールなど比べてみると
だいたい75%程度の値段であった。台湾製のフレームはもっと安いとのこと。
シマノなどの日本製もたぶん中国やインドネシアで作っているので台湾のほうがまだ安いらしい。
少し前の円高時だったら旅行代くらいは出たんじゃないかとさえ考えてしまった。

今日もビールをコンビニで買って店を出ると、クリーニング店を教えてくれたおじさんが偶然
店前のテラスでコーヒーを飲んでいて目が合った。分かったか?みたいなことを聞いてきたので、
これから取りに行くと返事して礼を言って別れた。

部屋飲みしながら、台湾ライドの最終日、台北までのルートをどうしようかと
地図見て考えながら、今日も終了です。

本日の走行距離82km。
  1. 2015/04/04(土) 11:18:34|
  2. ロードバイク(海外編)
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Nao

Author:Nao
愛知県名古屋市近郊に在住。
今年とうとう齢50代に突入。
自転車を2012年1月末に始め、
愛知、岐阜県を中心に週末ライドを
楽しんでいます。
愛車はジャイのDefy3Composite
とLook 695AeroLight。
色々な自転車旅をしてみたい。

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