日々是好輪走

いつも気持ちの良いサイクリングが出来て良かったね。

3月7日 台北~台中市手前(大甲) 1日目

走行一日目。いよいよ台北を出発です。
台北起点に左右どちら回りで周ろうか迷うところですが、台湾は日本とは逆の右側通行。
より海に近く走るとすれば、半時計回りとなります。
この時期台湾東側は天気がすっきりしない日が続くようなので、桃園、新竹へと南西方面に向かったあとで
南下して台中を目指します。
先ずはホテル前で出発前の記念写真。
ホテル出発前

本日初めてサイドバックを実装して走ってみた感想としては、とにかく漕ぎ出しが重い。
立ち漕ぎで走り始めると、今度は重さ故に車体がゆっくり大きく振られる。
登り坂などで軽いギアでヒョイヒョイと振ることが出来ない。
クルクル回すときはシッティングか振るらないように走る必要があるようだ。
確かにハブあたりにサイドバックを引っかけて重心を下げたほうが乗りやすいんだろうなと感じた。
ただ平坦を走る限り、一旦速度が出れば失速しにくいので、軽くゆっくり踏み込み続ければ
疲れずに走り続けられる気がする。
もっとも台北周辺の信号続きや登り坂は地獄だろうが。


ホテルのある林森北路の北端で曲がって西に向かうと、すぐに淡水川の堤防が見えてきた。
信号三叉路の向こう側から自転車が出てきます。
向こうにも道があるのか?と堤防をくぐると、
堤防到着
河川敷を通るサイクリングロードが通じていました。
淡水川に架かる橋を渡る為に、上下流どちらかに進む必要があり、とりあえず下流に向かう。


サイクリングロードは土曜日朝ということもあって、犬の散歩やジョガー、サイクリングなど往来が多い。
黄色い中央車線が引いてあり、ここでも右側通行で走る必要がありそうだ。

早速サイクリングロード

さて橋を渡らなければ!と右側の堤防に工事中表示のある開いた門の隙間をくぐると、
大きな声で工事仕事中のおじさんに止められた。
どうもそこは高速道路?のよう。それはまずいと謝って引き返した。
近くの人に川を渡る方法を聞くと、どうやら今来た道を戻り、
南側の遥か遠くに見えているあの橋を渡れとのこと。
お礼を言いつつ、せっかく来た道を戻るのは嫌だな~と思い、
案内してくれた人が見えなくなると、遠回りでも海寄りとなればいいかと
再び下流の北へと向かった。

ところがサイクリングロード終点から一般道に入り、”え!この橋の車道を渡るの?”ってくらい
怖い感じの交通量だったので(今考えると慣れればどってことなかったのですが)、
歩行者用側道でも無いかと橋へと続く高架下に沿って進む。
ところがどうもそんな物は無く、しかも堤防沿いに進めども橋が見当たらない。
どうもこの先支流の基隆川との合流で袋小路となっているようだ。

結局諦めて元来た道へと戻り、教えてもらった橋まで戻り、
長い長い階段を担いで登り、ようやく淡水川を渡ることができた。
初っ端から川渡るだけなのにずいぶん時間をロスしてしまった。
堤防沿いを戻る

教えられて渡った橋はどうも省道(日本でいう一般国道)1号線だったようで、交通量もかなり多い。
国道1号線だった。


先ほど渡った橋を振り返ると、自動車用レーンとは別にバイク用に仕切られたのレーンがある。
自転車もこのレーンを走る必要があり、当然この先幾度となく、スクーターと信号ダッシュを
繰り広げることを余儀なくされる。
バイクと密集して信号停止し、一斉にスタート切ると結構怖いんですよ。
スピード出ないフラフラしているうちにガンガン後ろから抜かれるというの・・・慣れるまでは。
バイク専用レーン

台北を抜けてもしばらくは街が続きます。
一緒に信号待ちしていたバイク集団に置いていかれた後は、今度はバスとの戦いが待ってました。
行先が違うバスが何台も密集して走っており、バスが停留所で停止するたびに、
車が走る左側車線に変更してバスを数台追い抜くのですが、直ぐにまた何台も
抜き返されるというデッドヒートを何度も何度も繰り返してました。
街中走行が続く


繁華街を抜けるとバイクもバスも次第にまばらになり、バイクレーンは非常に走りやすいと感じさせます。
このレーンを走っている限り、車とは距離が保てるので、大型車の風圧や威嚇?も感じさせません。
スクーターレーン


台北を出て繁華街を走っていると、時折妙に色っぽいお姉ちゃんが見えるのに気が付く。
大概ガラス張りの部屋のカウンターに座っているのだが、その頻度が尋常じゃない。
あきらかにその服は水着か下着だろうというほど露出が過激なのもいたりし、
走りながら気になって気になって。
民俗学的探究心がムクムクと湧き上がってきて、サンプリング対象を見逃してはならずと
サングラスで視線が分からないのを幸いに、顔は真っ直ぐ視線はキョロキョロと
調査に没頭しておりました。
檳榔ガール


どうもこのお姉ちゃんらは有名な”檳榔(びんろう)ガール”のようで、ガラス張りのお店のようなのは
びんろう樹の芽を葉っぱのような物で巻いた、噛むとちょっと元気になり口の中が真っ赤になるという
あの嗜好品を売る店のようだ。
"○△檳榔"という店名が表示された看板や、値段を記した立て看板が
遠くからでもわかるように目立っている。
檳榔売り

となると、もう嗜みもしないのに檳榔の店から店へと渡り歩くように自転車を走らせている気になってくる。
ただこの”過激(=過当)競争”も大きな街の周辺に限られ、田舎になるにつれて明らかにクオリティが変化してくる。
この先台中、台南、高雄と大都市になってもこの過激さは再現されることは無く、北部一帯に限られた現象に感じた。
単に見慣れてきたってのもあるかもしれませんが、期待してみても終いにはばあさんやおっさんまで居たんじゃ、
興味じゃなかった、探究心も枯れ果てます。

途中の自転車屋に興味本位で何件か入り、飛行機に持ち込めないCO2ボンベの他、
ボトル、グローブなど買ったり、ちょっと話してみたりもしました。

とあるジャイアントストアでは自分の自転車(特にキャリアの部分)に興味を持ち、
しきりに写真を撮っていたりしてました。
ボンベ購入

そういえば普段付けているバックミラーも右側走行に合わせて逆に付け替えたりしてみたんですが、
バッグで何も見えず、残念ながら活用されることは一切ありませんでした。
バックミラー

今日は最低17℃、最高24℃という気温。曇り空ということもあってインナーは薄での長袖に夏用ジャージ。
下は冬用パンツという出で立ち。少し汗かくくらいで暑すぎず寒すぎずって感じです。
このあともだいたい同じ服装で過ごせました。
毎日SHOROsジャージのローテーション!
じどり

途中、陸軍基地では門の左右に本物の戦車。
台湾中を走っている間には良く頭上をジェット機2台編成で飛び回っていたこともあって、
共産中国との複雑な関係を感じる機会も多かったです。
戦車

新竹あたりまでは概ね街、郊外、街、郊外の繰り返しでしたが、段々と田舎な風景が増えて
次第に交通量も減っていき俄然走りやすくなる。
田舎へ

出発が遅めだったことや、淡水川越えに手間取ったり、信号続きで距離が稼げなかったこともあり
ずいぶんと陽が傾いてきており、明るいうちに台中市まで到着できるだろうか不安になってくる。
途中まではスマホbのMap上にGPSでの自位置が確認できたが、いつの間にやら
”通信サービスが実施されていません”と表示され、通信ができずに地図画面が更新できなくなっている。
だいたいの自位置は空港でもらった紙地図で把握できるのだが、
この先どの程度の田舎なのか宿泊できそうな都会状況なのかがさっぱり分からない。
陽が傾く

夕方近くなり途中でこの日初めて海を見ることができた。
海沿いを意図的に走らないと、意外と海が見えなもんだと思った。
海

何とか明るいうちに台中市に入ったが、まだ市中心街までどの程度かやっぱり分からない。
海沿いを走る限り台中市中心街から20km程度大きく外れているので、
省道1号線から東の方へ大きく逸れないといけない。
余裕が無かったら国道1号線沿いでどこかHotelを探さなければと考えていた。
台中に到着?

ローディ数人がたまたま出てきたコンビニに入ってドリンク補給をしていると、
そこに地元ローディ3人組が遅れて入ってきたので挨拶を交わす。
”台中cityまであと何kmか?”と確認すると約60kmだと教えてくれた。
うーん微妙どころか確実に真っ暗になりそう。
今回夜間走行は全く考えていなかったので、どこか泊まれそうな街を見つけなければ。
陽が更に傾く

さらにしばらく走るとマクドやケンチキ、Giant ストア(開店したばかりなのか真新しい店にスタッフばかりが十数人?)
が通り沿いに軒を連ねており、商店街がありそうな市街地とおぼしき方向へと曲がってみる。

しばらく古いビルが続き、繁華街に入る。どうやらここは台中市の大甲という街のよう。
人や車が狭い道を行きかってます。通り沿いに『大甲大飯店』の看板が見えたので、
入って先客の団体の受付が済んだスタッフに空き部屋の有無と値段を聞いてみる。
700元(2800円)と1300元(5200円)のどちらにするか?との返事。
寝るだけと割り切ってますし、設備の優劣というより恐らく部屋の広さの差だと想像し、
”もちろん安い方!”と答えて自転車ごと部屋に持ちこんで、何とか初日の寝床が確定した。

しかし改めて部屋を見渡すと・・・なんともボロイですね!
休前日でありながら結構安いんで、あまり文句を言えた義理では無いんですが。
まあ汚いという感じは”チョット”しかしないのですが、
一言でいえば年季が入っているというか、歴史を感じるというか。
1Fロビーの創立中華何年みたいなかなり古い白黒写真のパネルを見た時に
ある程度予感はしていたんですけどね。

とりあえずシャワーを浴びて食事へと街に繰り出します。
大甲 今夜の宿

ぶらぶらしながら本屋の看板を見つけたので、本屋のある地下階へと階段を降りてみると、
意外に充実した品揃え。
雑誌コーナーにはしっかり自転車雑誌もありました。
日本”Bicycle club”翻訳本や台湾独自の自転車本が何冊か。
台湾の自転車雑誌


本屋に立ち寄った目的は正確な地図を入手しようと思ったからなんですが、
地図と並んでこんなものが。自転車台湾1周ガイド本です。
100km~180km程度で区間設定した代表的な環島推薦ルートの地図と、そのコース標高図の他、
観光や宿情報もある優れもの。あまり高く無い宿情報の選択に役立ちました。
代金320元(1300円)とまあまあな値段ですが、今回の旅行では非常に実用的です。
自行車環島
宿の近くにある”鎮瀾宮”という由緒ありそうな廟を中心にこの街は栄えた感じ。
廟と鉄道駅までの間には商店街で賑わっています。
廟
ちょっとした夜市を覗き、適当に腹ごしらえしたら、地元民で賑わうマッサージ屋を見つけたので
入ってみると1時間後ならOKとのこと。更に街をぶらついてから戻って
おっさんにマッサージしてもらったんですが、賑わっているだけあってなかなか上手い!
初日の疲れを癒したあとで、コンビニでビールとおつまみを買って晩酌し、今日も深い眠りにつきました。
大甲夜市

1日目の走行距離:170km。
  1. 2015/03/18(水) 23:15:24|
  2. ロードバイク(海外編)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

shimasan様

shimaさん こんばんは。

自分も一昨年台北でバイクの集団を見た時は、
自転車じゃよう走れん!ってのが第一印象でした。
でも自分が急な進路変更や急制動しない限り勝手に追抜いていって
くれますので、気にしないようにすれば直ぐに慣れましたね。
(でもベトナムは今でも無理だと思ってます。)

犬は狂犬病を考えるとホント怖いですね。最初東南アジア走る
つもりだった時は、護身用の棍棒をどこにセットしようかと
真剣に考えていました。
  1. 2015/03/26(木) 22:25:34 |
  2. URL |
  3. Nao #-
  4. [ 編集 ]

こんにちは、私は一昨年台北に遊びに
行ったときは、市街地はオートバイが
すごく多くて、よく事故が起きないな、
という感じで、地方に行くと野犬の群れ^^
自転車で走るのは、勇気があるなと思いました
でも、実際に走ってしまえば、楽しそうですね
続編待ってます
  1. 2015/03/26(木) 18:17:51 |
  2. URL |
  3. shimasan #l7H4TccY
  4. [ 編集 ]

KOU様

KOUさん こんにちは。最近走ってますか?

折角の連休だったので、自転車を絡めて楽しみたいと渇望してましたが、
最近海外旅行してなかったこともあり、両方楽しんじゃいました。

交通ルールはアジア独特の無秩序感は無く、意外と信号でも車は
のんびりスタートする感じ。
名古屋のほうが黄色で突っ込んだり、じりじりフライングスタートする
ことも少なかったように思います。
まあどこにでもルール無視する輩はいますがね。

最後まで抜けなかったのが右側通行で、周りに車両がいれば
意識することも無いのですが、中央車線が無く周りに誰もいない
ような田舎道だと、気が付けば左側走ってたことが何度かありました。
癖はなかなか抜けないもんですね。
  1. 2015/03/22(日) 10:18:37 |
  2. URL |
  3. Nao #-
  4. [ 編集 ]

Naoさん、お帰りなさい。
とうとう国内から飛び出して、台湾ですか^^;
相変わらずの行動力ですね!
道路もルールも違って大変だったでしょうね。
でも、しっかり満喫したようで何よりです。
自分には体験できなさそうだけに、続き楽しみにしてますね^ ^
  1. 2015/03/22(日) 07:37:48 |
  2. URL |
  3. KOU #-
  4. [ 編集 ]

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Nao

Author:Nao
愛知県名古屋市近郊に在住。
今年とうとう齢50代に突入。
自転車を2012年1月末に始め、
愛知、岐阜県を中心に週末ライドを
楽しんでいます。
愛車はジャイのDefy3Composite
とLook 695AeroLight。
色々な自転車旅をしてみたい。

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